女性をターゲットにした悪質デートクラブ詐欺の実例と対処法5つ(前編)

woman in gray sweater seating on chair

近頃ニュースで『デートクラブ』という組織が取り上げられ、パパ活女子や大人の恋愛に興味のある女性達から「デートクラブでパパ活出来る?」「デートクラブって何?」といった疑問が寄せられるようになりました。
デートクラブ(交際クラブ)とは、社会的に成功したセレブな男性と経済的な理由で叶えられない夢を持つ女性との出会いをサポートする会社の事を指しています。
こういったクラブは主に富裕層の男性からの要望で作られる事が多いのですが…一度に動くお金の額面が多いせいか、良質なデートクラブに混ざって悪質なデートクラブも次々と誕生しているようです。
悪質なデートクラブは男性・女性それぞれに違う手口で詐欺行為を行っています。
そこで、今回は主に女性をターゲットにして行われる極悪デートクラブの詐欺手口とデートクラブ詐欺に遭わないための対処法を5つ紹介していきます。

悪質なデートクラブが女性に行うデートクラブ詐欺の手口5つ

男性の誘いを断るのは禁止!? “斡旋業者詐欺”

基本的に、良質なデートクラブは女性がデートクラブに入会する際『大人の関係にどの程度興味があるか』ということを必ず聞いているものです。
そして、大人の関係には抵抗があるという女性と男性会員との出会いをセッティングする場合、コンサルタントの人間は男性会員に女性の事情について説明を行い、男性側もそれを承知で女性とのデートにやって来るのが普通です。
しかし、悪質なデートクラブはそういった事を一切説明せず、何も知らない女性に「男性の誘いを絶対に断ってはいけませんよ!」と言い含め、自分を指名した男性と強制的に身体の関係を結ばせてしまいます。
デートクラブは法律上“大人の男女の出会いをサポートする”という業務内容で国から許可を貰っている会社ですので、通常2人の関係の形やデートの方法を強制するということは絶対にしてはいけません。
悪質なデートクラブは男性会員から払われる高額の紹介料目当てに高級デリヘルもどきの営業を行い、女性を騙して性風俗の従業員として無理矢理働かせているのです。
※“売春斡旋業者詐欺”の対処法
女性を騙して男性会員との身体の関係を強制するデートクラブはハッキリと「指名された男性とは絶対にエッチしてきて!」とは言いませんが、
・「男性の誘いを断らないで」「常識的に考えてありえない」「男性側は高いお金を出してるわけだし…」など、暗に身体の関係を必ず結ぶよう仄めかしてくる
・契約書に男性の誘いを断った時や既定の時間以上男性といなかった時の罰金などが小さく記されている
など、面談の時点でデート=身体の関係を結ぶのが当然であるかのように話を進めようとして来ることがほとんどです。
そこで、面談では必ず
「お会いしてどうしても相性が合わなかった場合、お食事だけで帰ることは出来ますか?」
と選択の権利について質問をしておきましょう。
身体の関係なしのパパを求めている場合、「今のところ男性会員様とそういった関係になるイメージはないのですが…」と言い方を変えても構いません。
良質なデートクラブであればそういった質問があれば大人の関係に関わるメリットやデメリット・お断りする自由についての説明を丁寧にしてくれるはずです。

・辞めさせてもらえない…!退会させない“登録詐欺”

入会した後に入った場所が悪質なデートクラブだったと分かった場合、大半の女性はそのデートクラブを退会して別のデートクラブを探したいかと思われます。
しかし、“登録詐欺”を行うデートクラブは登録前に「まずは〇ヶ月だけ頑張ってもらって…」など曖昧な言葉でしか言っていなかったにも関わらずいざ女性が退会の意思を伝えると「〇ヶ月の間は退会禁止って説明したよね?」と言い、契約違反だとして女性を退会させてくれません。
また、契約書や説明書などの分かりにくい場所に『会員は〇ヶ月間退会禁止とする』といった意味の文面を難解な言い回しで記載しておき、それを理由に男性会員からのオファーを受け続けるよう強制してくる被害も発生しています。
当然ですが、デートクラブは男女関係なくいつでも退会することが可能です。
法律的にもデートクラブ側に退会を拒否することは出来ませんし、良質なデートクラブではそういった事は絶対に行わないはずなのです。
登録詐欺の対処法は?
→『女性をターゲットにした悪質デートクラブ詐欺の実例と対処法5つ(中編)』に続く

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